こんにちは!
サラリーマンでありながら副業の収入で生きている篠山ゆうとです。
本業で毎日一生懸命働いているサラリーマンのあなた、副業って「本当に時間が取れないな…」と日々実感していませんか?
週休3日制の企業も以前より増えてきましたが、それでも週休2日制の会社勤めの人がほとんどでしょう。
平日は本業で疲れてクタクタ、休みの日くらいは遊びに行ったり趣味に没頭したい。
家族がいる方は自分の時間をつくるにも限度があるでしょう。
家族サービスや趣味の時間も大事!
平日であれば副業に取りかかれる時間はせいぜい夜の2〜3時間、休日であっても5〜6時間も確保できれば御の字です。
そんな副業の時間を確保するにあたって、重要なのが「仕組み化」することです。
急に会社っぽい言い方になってしまいましたが、個人でやるにしても仕組み化は非常に重要です。
むしろ、会社より時間がないからこそ「仕組み化」でいかに効率的にこなせるかが重要なワケです。
この記事を書いている篠山も例にもれず、ほとんどの会社員と同じ境遇で副業を6年続けています。
- 副業歴6年
- WEB系の会社で正社員として週5日勤務
- 平日は9時-19時まで会社の仕事
- 平日の19時-22時まで子どもの相手や家族サービス
- 土日は朝から22時まで子どもの相手や家族サービス
いかがですか?
「ほぼ同じだよ!」「自分より時間なくない?」
こういった印象を持つ方もいるでしょう。
マジで時間ないです!夜の22時からが勝負!
そんな篠山でも副業を6年続けられていて、ある程度の実績を出せているのは「仕組み化」のおかげです。
この記事では、篠山が実践している仕組み化の方法をあますことなく思考法や実践方法まで解説していきます。
それでは、本題へどうぞ!
この記事を書いている篠山ゆうとはブログ歴6年、Webマーケティング歴10年のサラリーマン副業ブロガーです。副業のおかげで本業へのストレスや不安もなくなり、現在はサラリーマンとして充実の社会保障を受けながら副業で毎月100万円以上を稼いでいます。このYulagでは、収入を増やしたいサラリーマンの人向けに副業ノウハウを紹介しています。
仕組み化とは
いきなり「仕組み化」と言われてもイメージできない人も多いのではないでしょうか?
よくビジネスで使われる仕組み化の定義は以下の通りです。
- 属人性を排除して、いつ・誰が・どこでも同じ成果を出せる状態を作り上げること
少し硬くてイメージできないと思うので、具体例で説明していきますね。
例として、行きつけのスーパーを頭でイメージしてみてください!
皆さんがスーパーで買い物するとき、商品棚から商品を選んでカゴに入れますよね?
そしてレジに行ってお会計をする。
今説明した流れは表向き、つまり消費者から見える部分だけであり裏側の仕事を含めると多岐に渡ります。
ざっとスーパーの業務を棚卸しすると以下のようになります。
- 接客・販売
- レジ打ち
- 商品陳列
- 在庫管理
- 発注業務
- 清掃
- 備品管理
- 販売促進活動
- 電話・メール応対
- 従業員管理・育成
いかがですか?
見えない業務を含めると、こんなにもたくさんあります。
篠山はスーパーで働いたことないので、抜けていたら申し訳ないですがほとんど網羅しているはずです
そしてこれらの業務すべてをスーパーの社員さんがやると、人件費コストが高まって利益率が低くなってしまいます。
そこで登場するのが「仕組み化」です。
一般的なスーパーでは1店舗につき、社員さんは店長のみで他はすべてアルバイトやパートさんで全ての業務をこなしています。
社員さんが一人しかいなくても店舗が回る仕組み。これが「仕組み化」です。
ほとんどのスーパーでは社員(店長)・バイトリーダー・アルバイト(パート)の3階層に分けています。
そして社員である店長は、責任も高い業務である販売促進活動や従業員管理のみを行っている場合がほとんどです。
そしてその下にあたるバイトリーダーが従業員育成から発注など、少し経験量が必要な仕事。
残りはマニュアル化して通常のアルバイトやパートさんに仕事を振り分けています。
このように仕組み化をすることで、コストを減らせる・社員(店長)に属人化せずに店舗経営ができるといったメリットが生まれます。
一般の企業では当たり前のように行われていることですが、これを副業に置き換えることで以下のようなメリットが生まれます。
- 自分がやるべき業務に専念できる
- 少ない時間でパフォーマンスを維持(もしくは改善)できる
- 空いた時間を他の副業や趣味などの時間にあてることができる
仕組み化は最初が肝心!いちどカタチを作って安定化してしまえば手間じゃないですよ
ではここから、実際に副業で仕組み化する方法について説明していきます。
主なステップは4つ(もしくは5つ)です。
まずは今やっている副業の内容を細かくタスク単位に振り分ける
棚卸ししたものを頭を使うものとそれ以外のものに振り分ける
頭を使うもの以外から外注化してみる
慣れたら思考フェーズも仕組み化してみる
仕組み化のための棚卸しをしよう
まずは副業の内容を棚卸ししましょう。
この時のポイントは、できるだけ細分化すること。
例えば「記事を書く」とひとくくりにするのではなく、人によっても変わりますがおおよそ5つのタスクに分類できます。
- キーワードを決める
- タイトルと見出しを考える
- 記事を執筆する
- 画像や文字の装飾をする
- メタディスクリプションの設定やカテゴリーの設定、パーマリンクを指定する
普段は無意識にこれらを一連の流れとして「記事を書く」としていますが、このようにできるだけ細分化していくことが重要です
キーワードの決め方についてはブログを作った初期段階で設計してしまうのがベストです。
詳しいやり方についてはSEOに強い記事設計の考え方で解説しています。
棚卸しした作業を思考フェーズと実践フェーズに分類しよう
さて、棚卸しができたら一つ一つのタスクを思考フェーズと実践フェーズに分けていきましょう。
思考フェーズと実践フェーズとは言葉の通り、頭をつかうタスクと頭をつかわない基本作業のタスクのことです。
先ほどの例を使って振り分けてみますね
- キーワードを決める
- タイトルと見出しを考える
- 記事を執筆する
- 画像や文字の装飾をする
- メタディスクリプションの設定やカテゴリーの設定、パーマリンクを指定する
「記事を執筆する」は頭をつかうから思考フェーズじゃないの?と思う方もおおいと思いますが、これは条件付きで実践フェーズにしています。
その条件とは、
- 記事のトンマナや構成などのマニュアルがしっかりとある
- SEOの知識などライティングに必須のスキルが身についている
これらが満たされていれば、自分でなくても同等の記事を書けるので実践フェーズとしているワケです。
実践フェーズから外注化していこう
ここまで棚卸しとタスクの振り分けができたら、後は実践フェーズから優先的に外注化していくだけです。
- 記事を執筆する
- 画像や文字の装飾をする
- メタディスクリプションの設定やカテゴリーの設定、パーマリンクを指定する
これらの作業をすべて変わりに請け負ってくれる外注さんを探してお願いすることで、自分は思考フェーズに専念することが可能になります。
記事を書くために先ほどは5つあったタスクも外注化することで、
- キーワードを決める
- タイトルと見出しを考える
- 外注ライターさんにお願いする
たった3つだけのタスクに圧縮できます。
先ほど説明した通り、外注ライターさんにお願いするときはライティングマニュアルを用意することもお忘れなく!
ライティングマニュアル自体はベースとなるものなので、一度作ってしまえば都度変更する必要はありません。
実際に外注を試しながら、徐々にマニュアルを拡充させていく方法でも良いでしょう。
慣れたら思考フェーズを仕組み化する
仕組み化することで記事を書く際に5つあったタスクを3つに圧縮できただけでもかなりの時間短縮になったと思います。
ですが、これをもっと時短を狙うのであれば思考フェーズも仕組み化を試してみましょう。
実践フェーズのように今やっているタスクをそのままマニュアル化することは難しい場合がほとんどです。
ですが、できるだけ言語化をするもしくはつきっきりでマンツーマンで伴走しながら自分の思考と同じコピーの人間を作ることで極論、自分は何もせずとも作業が回るようになります。
仕組み化の最後の目指すべきポイントですね!初心者は慣れるまで焦らないように意識しなくてもいいかもです
行き着く先は会社と同じ
自分が指示出しや頭を使わなくても、今までやっていたことがすべて別の人でやるべきことが回っている。
気づいている人もいるかもしれませんが、この状態は会社とほとんど同じなんですよね。
会社の社長さんや偉い人(取締役とか)は実際に手を動かすことはほとんどありません。
その変わり、自分の分身とも言える人を下のポジションに置いて会社を回しているのです。
もし今やっている副業が自分の労力なしで自動的に回ってくれるのであれば、今まで断っていた仕事を受けたり空いた時間で次の副業にチャレンジするなど、さらなる成長に繋げることもできます。
そして究極系としては法人化して本当に社長になったり…!
本質的な考えは副業も本業も同じ。
ぜひ仕組み化にチャレンジして、副業の幅を大きくさせてみましょう。