SEOでアフィリエイトサイトを上位表示させるのに必須な記事設計の考え方

こんにちは!

サラリーマンでありながら副業の収入で生きている篠山ゆうとです。

本記事の信頼性
篠山ゆうとプロフィール(記事の信頼性)
篠山ゆうと(@shinoyama_yuuto

この記事を書いている篠山ゆうとはブログ歴6年、Webマーケティング歴10年のサラリーマン副業ブロガーです。副業のおかげで本業へのストレスや不安もなくなり、現在はサラリーマンとして充実の社会保障を受けながら副業で毎月100万円以上を稼いでいます。このYulagでは、収入を増やしたいサラリーマンの人向けに副業ノウハウを紹介しています。

皆さんは自分が作ったアフィリエイトブログでなかなかSEOの上位が取れず、困った経験はありませんか?

自分は必死に書いた記事なのに、誰にも読んでもらえない。

こういった悩みはアフィリエイト業界では特に聞く話です。

篠山ゆうと

ですが、このアフィリエイト業界に9年いる篠山からするとそれは当然だよねと思ってしまいます。

なぜなら、アフィリエイト初心者こそ自分の書いた記事がすぐにSEOで上位表示されると思いこんでいるからです。

今回はそんなアフィリエイト初心者向けに、なぜあなたのサイトがSEOで上位表示されないのか、そしてSEOで上位表示される強いアフィリエイトサイトを作るために必須な記事設計の考え方について説明したいと思います。

本記事が長くなりすぎたので、実際の作成手順については別記事で解説しています。

もし前置きいらないから手順だけ知りたいという方は、「SEOに強いアフィリエイトサイトの記事設計のやり方」をご覧ください。

目次

Googleの根本的な考えを知ろう

まずは、考え方の前にGoogleがどうやってSEOの順位を決めているかを理解しましょう。

SEOで上位表示されるとはつまり、Googleの検索結果で上位表示されることです。

篠山ゆうと

Yahoo!もGoogleの検索結果を参照にしているので、必然的にGoogleに合わせる必要があります

Googleの検索アルゴリズム、つまり検索結果の順位表示のさせ方は残念ながら、どこにも公表されていません。

それもそのはずで、もし検索アルゴリズムを公開してしまうと、様々な人がアルゴリズムを攻略して本当にユーザーのためにならない検索結果になってきてしまうかもしれないからです。

もし、堀北真希と検索して新垣結衣に関する記事ばっかり出てきたら嫌ですよね。

このように、どうやったら確実に検索上位を取れるのかといったアルゴリズムは公表されていないが故に、様々な憶測が飛び交っているわけです。

そしてSEO専門業者という会社も存在するくらい、誰もが知りたい答えだけども誰もたどり着けていないのです。

ですが一方で、具体的な検索アルゴリズムではないにせよ、Googleが唯一提示しているヒントがあります。

それがなにかというと、「検索に対するGoogleの方針」というものを公表しています。

その中にある記述で以下のように名言しています。

関連性と信頼性が最も高い情報を提供する(中略)Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスして使えるようにすることです。Google 検索であらゆるタイプの情報を、幅広い情報源から簡単に見つけられるようにしているのはそのためです。

検索に対するGoogleの方針より引用

気になる人はリンクも貼ったので一度覗いてみるといいでしょう。

このなかで大事なのは、「関連性」と「信頼性」そして、「簡単に見つけられるようにしている」というキーワードです。

つまりGoogleは検索エンジンの会社であり、その検索アルゴリズムの根底にある考えとしては、

  • ユーザーの求めている解答にもっとも関連性のある記事を表示する
  • ユーザーの求めている解答にもっとも信頼性が高い記事を表示する
  • ユーザーの求めている解答に素早く近づけるように検索結果の順位を決めている

こういったように言い換えることができます。

これは今後何十年と、Googleという企業があり続ける限り変わらないでしょう。

そしてこの考え方が、アフィリエイトサイトを運営していくにあたり非常に重要となるわけです。

アフィリエイトブログのTOPページが検索結果に表示されることはほとんどない

勘違いしている人が多いですが、自分のサイトに訪れてくれるユーザーは自サイトのTOPページから流入すると思っていませんか?

前提として、アフィリエイトブログのTOPページはSEO的にはかなり弱いです。

なぜなら、そのページを閲覧してもユーザーの解答にならない場合が多いためです。

どういうことかというと、例えば転職のサイトを作ったとしましょう。

転職のサイトであれば、最終的に目指したい理想的なキーワードといえば「転職」であったり「転職 おすすめ」となるでしょう。

篠山ゆうと

これらのキーワードで上位表示されたら月5,000万は余裕で稼げますね

では、サイト名は「転職のススメ」とします。

そして記事で以下のような記事を作成しました。

  • おすすめ転職サイト5選
  • 転職が成功する履歴書の書き方
  • 転職を考え始めたら職場にやること6選

アフィリエイトブログは一般的にはTOPページには記事一覧がずらっと並んでいます。

そして、転職を考えてくれる人がこのサイトに訪れたとします。

このユーザーはいま、転職を既に考えていて履歴書の書き方を調べようと検索をしました。

検索キーワードは「転職 履歴書」とします。

ではこのとき、検索結果にあなたのサイトのTOPページと「転職が成功する履歴書の書き方」の記事ページ、どちらが表示されたらユーザーとしては嬉しいでしょうか?

結果は明白で、記事ページの方が嬉しいはずです。

TOPページが表示されても、そこから記事ページにわざわざ遷移しなくてはいけない1ステップを挟んでしまうだけです。

このように、TOPページをSEOで上位に上げることは指南の技で、よっぽどこのサイトは「転職」に関することであれば何でも書いてあるサイトだ!とGoogleに認めてもらわなければTOPの上位表示は難しいのです。

記事設計の考え方

では、TOPページをSEOで上位表示させるのは不可能かというと、そうでもありません。

先述した通り、かなり難しく道のりは長いですが目指すことは可能ですし、むしろそれをゴールにすることがサイトにおける記事設計の第一段階となります。

サイト全体で目標とするキーワードを選ぶ

まずは記事設計を作るにあたり、このゴールとなるキーワードを選定します。

キーワードに指定はありませんが、自分のアフィリエイトブログが「このキーワードで上位表示されたら嬉しい」というキーワードにするべきです。

3つのキーワード種別

少しだけ専門的な話になりますが、SEOキーワードには3つのキーワード定義があります。

SEOのキーワード定義
  • ビッグワード
  • ミドルワード
  • テールワード

これは、それぞれのキーワードの検索ボリュームに応じた難易度を表すものです。

あるキーワードが月間に概ね1万回以上検索されるようなキーワードをビッグワード、1,000〜10,000回検索されるキーワードをミドルワード、1,000回にも満たないキーワードをテールワードと呼びます。

アフィリエイトでは、これらのうちビッグワードでどれだけ上位表示できるかが収益に直結するわけです。

そして、サイト全体で目標とするキーワード、これは自ずとビッグワードにするのが良いでしょう。

先ほどの転職サイトの例えだと、

SEOキーワードには3つのキーワードの考え方があります。

  • ビッグワード→転職
  • ミドルワード→転職 履歴書
  • テールワード→ブラック企業 辛い

といった次第です。

そのため、転職のサイトで目指す最終的なキーワードはビッグワードである「転職」になります。

そして、このビッグワード、ミドルワード、テールワードを順番に攻略していくのがアフィリエイトにおける記事設計の重要な考えとなります。

ビッグワードは誰しもがSEOで上位に上げたいキーワードですが、検索数が多いという特徴の他に、ユーザーの検索ニーズが定まっていないという特徴もあります。

つまり、「転職したいな」という人も検索すれば「転職って漢字はなんて読むんだろう」というまるっきり検索ニーズが違う人もこの「転職」というキーワードで検索をするのです。

一方でミドルワード・テールワードになればなるほど、ユーザーの検索ニーズは絞られてきます。

「ブラック企業 辛い」と検索している人のニーズはこの言葉の通りになるわけです。

そして、このキーワードで検索してくれる人に対する解は明確で、ブラック企業で辛い仕事をし続けるよりも、転職してホワイトな企業で働きましょうという記事になります。

テールワードは星の数ほどキーワードがありますが、これらの集合体がミドルワードとなり、さらにミドルワードの集合体がビッグワードとなるのです。

ここまでの説明で感の鋭い方ならすでにお分かりかもしれませんが、サイト設計図作りの手順はまず、ゴールとなるキーワードを決め、その後にミドルワード・テールワードといった、どのキーワードで上位表示させていかなければ行けないのかを決めていきます。

少し例を交えてみましょう。

例として、漁業にたとえてみます。

検索してくれる人を魚に例えると、これらの魚が好む餌(=検索キーワード)は様々な状態です。

そして、サイトを作っていくなかで「誰でもできる!職務経歴書の書き方」という記事を書いたとします。

すると、1匹の魚(”職務経歴書 書き方”というキーワードで検索してくれたユーザー)を釣り上げることができます。

ですが、アフィリエイトサイトを運営している皆さんは、こんな小さな魚では満足できません。

もっとたくさんの転職ニーズのある人を捕まえていく必要があります。

そのため、たくさんの記事を書くことで様々なキーワードで検索する人に対して釣り餌を巻くことに成功します。

このような状態になってようやく、自分がつくったアフィリエイトサイトに様々な検索キーワードからユーザーが集まり、多くの人が閲覧してくれて成果に繋がるようになります。

そして、これらを繰り返すことにより、Googleから「このサイトは転職関連の様々な記事を多角的に書いてくれていて、ユーザーのどんな疑問でも解消してくれる」と認められると、ビッグワード(転職)というキーワードでもサイトが表示されるようになるわけです。

こういった考えがない初心者によくある考えでは、とりあえず「転職サイトおすすめランキング」という記事を一つ書けば、複数の魚(検索ニーズをもったユーザー)を獲得できると勘違いするのです。

たった1つや2つの記事で多くの魚を得る魔法の記事はありません

つまり、篠山としてはサイトを作ることは大きな大木を育てることだと思っています。

サイトを作った当初は、ご覧のように見すぼらしい枝しかない状態です。

こんな状態では誰も、自分のサイトに見向きもしてくれません。

ですが、地道にたくさんの記事を書いていくことで少しずつ、木の枝に葉っぱが増えてきます。

そして、これをひたすら繰り返すことでやがて大きな一本の立派な木となり、その枝についた葉っぱはどんな検索ニーズにも応えられるだけのボリュームになるのです。

ここまできてようやく、「転職」というビッグワードで上位表示がされるようになるわけです。

この考え方はどんなアフィリエイトブログにおいても共通で、この思考を持つだけでも「なんで自分のサイトはSEO上位表示されないんだ!」と無駄に落胆しなくて済むようになります。

長くなってしまったので、具体的な記事設計の作成手順については次の記事にて。

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