こんにちは!
副業の収入で生きている篠山ゆうとです。
- 収益を最短で数倍に増やす方法が分かる
- 初心者さんがASPの管理画面で見えている単価は実は最低額だった
- 特別単価の仕組み
- 特別単価をもらえるためにすぐ出来る方法
いまブログで紹介しているアフィリエイト広告が、もう少し単価高かったらなぁって思うことありませんか?
実は単価を上げる方法って思っているよりめちゃくちゃ簡単ですよ
篠山はASP経由でアフィリエイトを開始して2ヶ月目のとき、本記事で紹介する方法を実践したことで3ヶ月目には収益が3倍と飛躍的に伸ばすことができました。
もちろん、普段から行っているであろう記事の更新やサイトの分析というのは当たり前の収益増加方法として、今回はそういった自サイトでの工夫ではない方法で収益を上げる方法について解説していきます。
この記事を書いている篠山ゆうとはブログ歴6年、Webマーケティング歴10年のサラリーマン副業ブロガーです。副業のおかげで本業へのストレスや不安もなくなり、現在はサラリーマンとして充実の社会保障を受けながら副業で毎月100万円以上を稼いでいます。このYulagでは、収入を増やしたいサラリーマンの人向けに副業ノウハウを紹介しています。
ASP経由の収益は単価×件数
まずは当たり前のところから解説していきます。
ASP経由の収益を増やしたいなと考えたとき、皆さんは何をしますか?
- その広告の記事をたくさん書く
- サイト内に広告をたくさん貼る
おおよそ、上の2択のどちらかを行うのが一般的でしょう。
これらは決して間違っていませんが、実は見落としている視点があります。
それは、ASP経由の収益の計算は単価×件数ということです。
例えば、同じスペックのクレジットカードの広告を2つ取り扱っているとして、以下のどちらが簡単に達成できそうですか?
単価500円×20件=10,000円
単価2,500円×4件=10,000円
どちらも収益は同じ10,000円ですが、もしまったく同じ広告なら単価2,500円の方が圧倒的に簡単ですよね。
よく陥りがちな事象として、記事をたくさん書いたり広告を貼ることは件数を増やすことに対しての施策であって、単価を上げるための施策はしていない(諦めている)状態なんです。
この記事では収益における単価の部分に注目して具体的な実践方法を紹介していきます。
単価が上がると収益は維持ではなく、数倍になる
先ほどの例で単価は5倍、件数は2割でも収益は同じと表現しました。
ですが、実際に単価が上がると皆さんの収益はどうなるでしょうか。
単価500円で毎月20件獲得できていた場合、単価が上がったとしても毎月の20件という件数は変わらないですよね。
その状態で単価2,500円になると、収益は2,500円×20件=50,000円となります。
今までの毎月10,000円の時代からすると5倍に収益増です。
まったく広告経由の件数は変わらずとも、収益は5倍にできます。
記事を追加したり広告を追加したりして件数を5倍に増やすのって何ヶ月かかりますか?
そう、単価を上げるということは収益増加への即時性もあり非常に有効な方法なんです。
特別単価(通称:特単)ってなに?
特別単価とは、通常の単価(一般単価とも言う)よりも高い単価をASPが提供することです。
ASPの管理画面でプログラム検索をすると各広告の単価が出てきます。
その際に表示される単価が一般単価です。
これは最低額の単価であって、実はこれよりもっと高い単価が適応されることがあります。
それが特別単価です。
特別単価という概念がなぜ存在するかというと、広告主目線で2つのメリットがあるからです。
- 特別単価というエサと引き換えに件数を伸ばしてほしいから
- 競合他社より自社を優先的に獲得してほしいから
広告主がアフィリエイト広告をやっている最大の理由は、自社の件数を増やしたいからです。
自社の件数を増やすには、たくさんのサイトにたくさん自社の広告を紹介してもらう必要があります。
そこで、月間10件しか獲得していないサイトに対して「もし月間20件獲得してくれるように施策をやってくれるなら単価1,000円アップするね」といった交渉が出来るからです。
また、広告主には必ずといっていいほど競合他社が存在します。
競合であるB社の広告は毎月50件獲得しているけど、自社の広告は10件しか獲得してくれていない。
そんなときに、「B社より高い単価出すから自社の広告を優先的に紹介して」といった次第で交渉をしてくるんですね。
つまり特別単価というのは、自社の広告を贔屓にしてもらうためのエサとして有効な交渉カードとなるわけです。
特別単価をもらう一般的な方法
特別単価というのは誰でももらえるわけではありません。
広告主にとってメリットがあるサイトにしか適応されないのです。
言い方にトゲがありますが、月に1件や2件ぐらいしか獲得ポテンシャルがないサイトに特別単価を出しても広告主のメリットはほとんどありませんよね。
むしろ獲得効率(CPA)が悪化するので数件の件数増なら見向きもされないです
特別単価は一般的には、以下の方法で適応されます。
- その広告主の中で自サイトが上位数%に入るくらい獲得できている
- ASPの担当経由で施策と引き換えに特別単価交渉をしてもらう
その広告主の中で自サイトが上位数%に入るくらい獲得できている
広告の種類にもよりますが、一つの広告主に対して掲載しているサイトというのは数百〜数千はいます。
その中には月間数件の初心者ブロガーさんから、月間数千件や数万件を獲得する法人レベルのガチムチプレイヤーまでいます。
彼らを含め、広告主が特に重要視するのは上位数%の獲得をしてくれている有力なサイトです。
当たり前ですが、もし自社の広告を一番獲得してくれている有力サイトが、ある日突然に競合他社であるB社の広告にすべて張り替えると言われたら大変なことです。
その広告主からすると、たった有力サイト1つを失うだけで何千件という件数が減ってしまうわけです。
チリツモも大事ですけど、広告主からしたら上位数%のサイトを大事にするだけで良いので効率的でもありますね
彼らのように上位数%に入れば、むしろ広告主の方から特別単価の相談が入ってくる状態です。
ASPの担当経由で施策と引き換えに特別単価交渉をしてもらう
もう一つの特別単価のもらい方が、ASPの担当経由で特別単価交渉をしてもらうことです。
「え?担当ってなに?」という初心者ブロガーさん。
実はASPではある程度の売上規模があると担当というASPの中の人が付いてくれるようになります。
このASPの担当がつくと定例会という形で自社や競合サイトの話を聞けたり、担当と直接メールやチャット、電話で日々のやり取りができるようになって単価の相談や交渉ができるようになります。
コンシェルジュみたいなイメージですね
ただ、最大手であるA8でも2022年現在で登録しているサイト数は300万に対して、従業員数は500人程度です。(ファンコミュニケーションズ決算書より)
すべてのブロガーさんに担当をつけるわけにはいかないので、ASPの中でも売上上位の何社かだけが担当がつくような仕組みになっています。
担当がつく目安としてはブラック以上になることが一つの目処です
特別単価を最短でもらう方法
ブラックランクといっても月間50万円以上の報酬を得ることは、初心者ブロガーさんにはかなり厳しい道のりでしょう。
そこで提案したいのが、売上が少なくても担当をつけて特別単価を適用してもらう方法です。
もったいぶらずに結論から言いますね
結論、その方法とは「ASPを乗り換えて特定のASPに案件(広告)を寄せることで特別単価をもらう」ことです。
いきなりASPを乗り換えると言われてもワケが分からないという人もいると思うので少し詳しく解説します。
アフィリエイトの広告主は基本的にASPを複数使用している
まず前提として、アフィリエイトの広告主は基本的にASPを複数使用しているということです。
ASPは各社がメディアさんを抱えている芸能事務所のような存在ですが、アフィリエイトの広告主からすると1社だけを利用するよりも複数のASPを利用した方がよりたくさんのメディアさんと提携して自社広告を掲載してもらえる機会を得ることができます。
そのため、ASP1社だけを使用している場合よりも実は3社〜5社くらいのASPを使用しているパターンの方が圧倒的に多いです。
この現状を理解した上で、改めて話を戻します。
例として、いま自身のサイトでA・B・Cという3つの広告を掲載しているとしましょう。
そして自分が利用しているASPと、その広告主が提携しているASPが以下の表だと仮定します。
広告主が提携しているASPを調べたい人は以下記事の方法を試してみてください。
参考:【10秒で完了】探しているアフィリエイト広告を提携できるASPを見つける方法
広告主 | 単価 | 1ヶ月の件数 | 使っているASP | 提携しているASP |
---|---|---|---|---|
A社 | 2,000円 | 10件 | Y社 | X社・Y社・Z社 |
B社 | 5,000円 | 10件 | N社 | X社・N社・P社 |
C社 | 3,000円 | 5件 | Y社 | X社・Y社・O社 |
この場合、自分は毎月Y社というASP経由で20件、N社で10件の成果が発生しています。
しかし、提携しているASPを調べてみると広告主A社・B社・C社ともにX社というASPで広告を提携していることが分かります。
そこで、X社というASPに広告を寄せることを提案してみましょう。
もしご自身がX社というASPに登録さえしていなければ新規登録をすればいいですし、登録はしているけど使っていないという場合にも大丈夫です。
基本的にASPは管理画面から問い合わせの連絡先や問い合わせフォームというものがあります。
当然、担当が付いていないと思うのではじめはメールや問い合わせフォーム経由でOKです
そして、以下のことを完結に伝えるメールを送りましょう。
- 自分が他のASPでどの案件を月間何件獲得しているのか(単価は伝えない)
- もし3社すべての広告をX社に張り替える場合、X社であれば各広告の単価がいくらまで出せるのか
つまりこのメールを受け取ったX社は、いま現在ですとあなたからの売上は0円ですが、ここで少しでも良い単価条件を出すことで月に25件の成果を獲得してくれるメディアさんが自社にすぐ来てくれるチャンスになります。
初心者ブロガーさんならよく分かるかと思いますが、これから新規でブログを始めたとして月に25件獲得するまででも時間は掛かりますよね。
ASPさんも同じです。少しでも即戦力になってくれるメディアさんと提携できる話というのは喉から手が出るくらい美味しい話なわけです。
たったこのメールを1通送るだけで、ASPからの返信では特別単価を提供してくれた上で自社に広告を張り替えてほしいという提案がくるでしょう。
さらには、こういったメールの返信はお金に関するやり取りになるためサポートや事務局からではなく個人の担当さんが付いて返信がくるケースが多いです。
特別単価も適用されて担当もつく、これがA8などで地道にやると毎月50万円以上の成果が必要なのにこの方法であればたった1通のメールでOKです。
この方法で自分が納得できる単価だったら、X社に乗り換えるもよし、イマイチなら再度交渉するか他のASPにも同様に試してみるといいでしょう。
ちなみに、この方法で各広告主の単価が2,000円ずつ上がった場合の収益はというと、こうなります。
広告主 | 単価 | 1ヶ月の件数 | 使っているASP | 提携しているASP |
---|---|---|---|---|
A社 | 4,000円 | 10件 | Y社 | X社・Y社・Z社 |
B社 | 7,000円 | 10件 | N社 | X社・N社・P社 |
C社 | 5,000円 | 5件 | Y社 | X社・Y社・O社 |
もちろん、これはASPが自分たちの利益分を減らしてまでやってくれている企業努力であることを忘れてはいけません。
単価が上がったからラッキーと思う以上に、担当さんに感謝しながら1件でも成果を増やせるように努力は怠らないようにしましょう。